全国学生相撲選手権大会で菅野陽太選手が優勝!

「相撲のまち入間」から、またひとり将来が楽しみな選手が!

2018年11月に両国国技館で行われた全国学生相撲選手権大会の個人戦で優勝し、大学2年生にして「学生横綱」に輝いた菅野陽太選手。優勝の報告に、ふるさと入間に帰ってきました。番組「スマイルさん」でインタビューしました。

篠田:まだ2年生ですよね?強敵ぞろいの相撲選手権大会には、どんな気持ちで臨みましたか?

菅野:大会の前にけがをしてしまい不安はあったのですが、緊張はありませんでした。出るからには勝つという気持ちで、いつもの自分で試合に臨みました。

篠田:相撲を始めたきっかけは?

菅野:小学3年生のときにわんぱく相撲入間大会で優勝したんです。でも、翌年は決勝戦で負けてしまいました。それが悔しくて…。入間少年相撲クラブの練習を見学して、相撲をやろう!と決めました。でも、当時は稽古がつらくて毎日のように泣いていました。

篠田:それなのに、なぜ相撲を続けられたのでしょう?

菅野:相撲が好きで、強くなりたいという気持ちがあったからです。メンバーにも恵まれました。つらい時は先輩が声をかけてくれましたし、後輩も良い子ばかり。少年相撲クラブではたくさんのことを教えてもらいましたが、一番学んだことは周りの人に感謝することです。

篠田:相撲の魅力は?

菅野:一瞬で勝負が決まるところです。相撲の勝負は、後から取り返すことはできません。あの緊張感は、他のスポーツにはないと思います。

篠田:憧れの力士はいますか?

菅野:春日野部屋の力士が入間に合宿に来ているので、子どもの頃から憧れています。一度、栃煌山関が練習に来てくれて胸を出して稽古をつけてくれたんです。張りのある体とかっこいい表情。こういうふうになりたい!と思いました。今でも、理想とする力士です。

篠田:2年生で学生横綱に輝きました。今後は追われる身ですね。これからの目標は?

菅野:追ってくる選手に負けないよう、自分の相撲を変えずに一生懸命稽古します。試合には、勝負が決まるまであきらめないという気持ちで臨みます!3年、4年と優勝して、学生横綱3連覇が目標です。もちろん卒業後は、大相撲に入門します。夢は横綱です。

菅野 陽太(かんの・ようた)
小学4年から入間少年相撲クラブで相撲を始める。黒須中学校相撲部を経て、和歌山県立簑島高校へ相撲留学。高校時代には2度の全国優勝を果たす。現在は、中央大学法学部の2年生。相撲部に所属し、稽古に励む日々。185センチ、150キロ。
子どもの頃から負けず嫌いで、強くなりたいという思いが人一倍強かったという菅野選手。
当時は全国大会に進めず、涙をのんだ。(後列右から2人目が菅野選手)

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